日頃、韓国語を勉強するために自分が使っているテキストなど
2020年6月1日現在、所持している書籍をレビュー・感想等交えながら、
著作者・出版社・ページ数等紹介していこうと思います。
もし、これから韓国語を勉強しようかなと思っていらっしゃる方など、
テキスト選びの参考に役立てて頂ければ、幸いです。
(尚、この記事の画像はすべて、クリックすると大きくなります)
教材名をクリックしていただけると、
ブログ記事内にあるその教材の紹介を見ることができます。
[テキスト] しっかり身につく韓国語トレーニングブック (ベレ出版)
[テキスト] しっかり身につく 中級 韓国語トレーニングブック (ベレ出版)
[テキスト] 韓国語 上級への道 トレーニングノート (白帝社)
[辞典] 韓国語文法辞典 (三修社)
[辞典] 朝鮮語辞典 (小学館・韓国 金星出版社 共同編集)
[文法] 初級から上級まで学べる 完全マスターハングル文法 (DHC)
[発音] 韓国語の発音と抑揚トレーニング (HANA/アルク)
[聞取] 耳が喜ぶ韓国語~リスニング体得トレーニング~ (三修社)
[コラム] 日本一楽しい韓国語学習50のコツ (KADOKAWA) NEW!
[ハン検] 読む・書く 「ハン検」 (ハングル能力検定協会)
[ハン検] 「ハングル」検定過去問題集 2級 [第8巻] (ハングル能力検定協会)
[ハン検] 「ハングル」検定過去問題集 3級・準2級 [第8巻] (ハングル能力検定協会)

しっかり身につく 中級 韓国語トレーニングブック
河村光雅・李秀炅 著 415ページ ベレ出版 (2730円)


現在、韓国語勉強に使っているテキストです。
新出単語→問題→リスニング→新出単語→問題と
繰り返し繰り返し解いてゆく、ドリル形式のテキストでCD2枚が付属しています。
また巻末には、テキストで出てくる全単語のリストと、
このテキストで勉強する文型・意味がリストアップされていて、使いやすいです。
1課が大体8~10ページ。(全36課)
1課毎に新出単語が大体40~80個、文法に関する問題が数十問、
韓国語に訳す問題が5題、韓国語の文章を聞き取り日本語訳にする問題が10題出ます。
前書きに書かれていますが、このテキストは、
ハングル能力検定試験(ハン検) 準2級にも対応しているそうです。
しっかり身につく韓国語トレーニングブック
河村光雅・田星姫 著 364ページ ベレ出版 (2520円)

約2年前、私が独学で韓国語を勉強し始た頃に使っていたテキストで、
上で紹介した”しっかり身につく 中級 韓国語トレーニングブック”の初級版です。
このテキストも、基礎問題を単語を変えながら繰り返し解くドリル形式で、
CD(2枚)が付属していますので、単語の発音やリスニング問題はこれを聞きます。
巻末には、カナダラ順にテキストで出てきた全単語のリストがあります。
1課が大体5、6ページ。(全50課)
各課に新出単語が20個、文法に関する問題が数十問、韓国語に訳す問題が5題、
聞き取り問題が10題出ます。
前の課で出た単語や表現が、次の課でも登場するようになっているので、
基本、学習しながら復習もある程度できるようになっています。
韓国語 上級への道 トレーニングノート
前田真彦 著 120ページ 白帝社 (2415円)


今現在勉強に使用している『しっかり身につく 中級韓国語トレーニングブック』が
ひと通り学習し終えたら、次に勉強しようと思って購入したテキスト。
著者は、あの有名な前田真彦氏。
12週間で完成と表紙に書いてある通り、テキストは12週に分かれて進行しています。
それぞれ各章の初めに、学習エッセイと題して著者である前田氏が書いたエッセイがあり、
”発音や発声、速度やポーズについての解説”や、
”上級者に到達する為にはどのような勉強が必要なのか”
”具体的に何をどのようにしてゆけばよいか”について書かれています。
それぞれ章は、読解→韓訳→短作文→語彙増強→NEWSディクテーションという形式で進み、
付属のCDには読解で使われる本文とNEWSディクテーションの内容が収録され、
音声は、韓国のアナウンサーによるナチュラルスピードで録音されています。
また解答は別冊に収録されている為、取り外して使用でき、
その別冊巻末には1週~6週までの範囲の中間テスト、
7週~12週までが範囲の期末テストが収録されています。
1冊しっかりと熟せば、かなりの実力が付くテキストだと思います。
韓国語文法辞典
白峰子 著 大井秀明 訳 野間秀樹 監修 535ページ 三修社 (4830円)


まず最初の50ページに、韓国語文法一般という頁があり、
韓国語の文法の説明が一通り解説されています。
その次に、各文法が例文(日本語訳付き)と解説、
また、似たような表現との差異など詳細に掲載されていて、
頻度数・難易度・重要度により、印が振り分けられています。
巻末には、動詞の活用や時制と時相語尾、人称代名詞や数詞、
品詞表、助詞の2重結合表などもまとめられています。
私はamazon(ネット通販サイト)で買ったのですが、
そこに載っていた購入者の感想通り、買って正解でした。
ちょっとした時に読むだけでもすごく勉強になりますし、なにより、
勉強していてテキストの説明では、いまいち腑に落ちなかった時や、
文法に引っかかった時、この辞典で調べると凄く納得できます。
朝鮮語辞典
小学館・韓国 金星出版社 共同編集 2065ページ (8159円)


収録語数11万語、用例が6万5000とかなりの数を網羅している辞書で、
韓国語学習者なら、1度は聞いたことがあるのでは?という有名な辞書です。
辞書ですから単語の意味は勿論のこと、慣用句やことわざ、
似た意味を持つ動詞の使い分け なども詳細に載っています。
他にも 「図形に関する言葉」「気象に関する言葉」「キムチの種類」「漢字早わかり」
「人のしぐさの表現」「早口言葉」等、豊富なコラムもあって、
ただ読んでいるだけでも十分楽しい辞書です。
単語に対する例文も豊富で、発音記号もしっかりと記載されていますし、
用言には活用番号というものが付けられていて、巻末の”用言活用表”を見れば、
どのように活用されるのかが分かるようになっています。
用言活用表の他、巻末には、”発音解説” ”日韓の年表” ”親族呼称” ”助詞の応用”
”用言早見表” ”変則用言とㄹ語幹” ”日本語索引” ”助数詞一覧” ”漢字音訓索引”
”基礎漢字” ”主な姓の読み方” ”人名に用いられる漢字の読み方”が載っています。
表紙裏はハングル早見表、裏表紙の裏は朝鮮半島の地図が掲載されていて、
これ1冊で、通常の辞書以上の範囲をカバーしていると思います。
値段が8000円とかなり張りますが、持っていて損はない辞書だと思います。
初級から上級まで学べる 完全マスターハングル文法
イム・ジョンデ 著 375ページ DHC (2100円)


日本語と韓国語の微妙な文法の違いに着目して、
韓国語文法を簡潔に分かりやすく解説した本で、
この本はどちらかというと参考書に近い印象です。
CDがついているので例文を読みながら聞いたり、リスニングとしても使えます。
また、この本の特徴としてカナダラ順に並んでいるのではなく、
モウム(모음)という分類で、「助詞関連・指示詞」「終結表現関連」
「接続表現関連」というように、同じような文法を1つのかたまりにして
計9つに章が分かれています。
本の頭から順々に覚えていくという使い方よりも、
一通り学習した後に、分からない文法・使い方が出てきたら、
その部分・モウムを見返すような使い方のほうが、この本には向いていると思います。
最後の章(モウム9)には、練習問題+その解説が31ページあり、
巻末には、韓国語(カナダラ順)の索引・日本語(50音順)の索引がついています。
韓国語の発音と抑揚トレーニング
長渡陽一 著 143ページ HANA/アルク (2415円)


ハン検準2級の受験を終えた2013年冬。
独学で今まで約3年間勉強してきて、そこそこ韓国語にも慣れてきました。
日頃、Skype(無料インターネット電話)やLINEなどのツールを用いて、
何人かの韓国の方々と拙いながらも、韓国語で会話のやりとりをしていますが、
抑揚や発音に関して、今一度勉強したいと思い購入。
平音・激音・濃音の発音の差や韓国語独特の抑揚について、
パッチム・発音変化について等々、6つの章からなるテキストで、
CDも当然付属していますので、ネイティブの発音を聴きながら理解を深めることが出来ます。
また写真のように、日本語の抑揚・アクセントと比べて
韓国語の抑揚・アクセントはどのように違うのかといった
比較をしながら解説がなされているので、分かりやすく読み進めることができます。
耳が喜ぶ韓国語~リスニング体得トレーニング~
金ドンウン・李勇九 著 165ページ HANA/アルク (2310円)


2013年末に受けたハン検準2級の聞取試験を通して、
如何にリスニングが出来ていないか痛感したので、購入しました。
STEP1~3の3部構成になっていて、
それぞれ100~200字程度の文章、200~300字程度の文章、500~700字程度の文章が
50話、30話、20話と計100話がCD2枚の中に収録されています。
写真にある通り、左のページに韓国語、右のページに対訳の日本語が掲載されていて、
ページ下部には文章中に出てきた単語も書かれています。
ただ買って聴いてみた感想、正直思っていたより文章の速度は速くないと感じました。
少なくとも出版社の宣伝文句にあるほど”音声が速い!”という程ではないと思います。
ただ、他のテキストよりかは韓国の日常会話の速度に近いかな…と思える程度でした。
文中に出てくる単語も簡単な単語ばかりですが、文の内容がバラエティに富んでいて、
自己紹介に始まり、鼻の整形、チャプチェの作り方、読書や夫婦げんかについて等など
リスニング教材としては、中々楽しんで聴くことができるかなと思いました。
日本一楽しい韓国語学習 50のコツ NEW!
稲川右樹 著 184ページ KADOKAWA (1,540円)

韓国語学習を進めていく上で、初級者にありがちな問題をどう解決すればいいのか、
Twitterで多くのフォロワーを抱える著者ならではの観点で、非常にライトな文章で、
とっつきやすく書かれていました。
届いたその日に、1時間程度ですぐ読み切れてしまう程。
今まで自分が購入してきた韓国語のテキストは、この記事に集約されている通り、
所謂学習書といわれるテキストか、文法書、辞書であったが、こういったコラム的な、
「問題にぶつかったら、こうしたらいいんじゃない?」「こうするとやりやすい」といった
コツが『語彙・文法・発音・聞き取り・勉強』と5つの章に分かれて紹介している。
勉強の合間の気分転換に、ちょっと行き詰まった時にふと読む本として適切だと思う。
読む・書く 「ハン検」
特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 著 256ページ (1800円)


3級試験を終えた2013年夏、これからは準2級・2級を目指していこうと購入しました。
過去に出題されたハン検試験から205問抜粋し、
中級(ハン検3級・準2級)、上級(2級、1級)向けに書かれたテキストです。
ただ単に、対話文や短文・長文の過去問題が掲載されているだけでなく、
対訳されているので、学習しやすいです。
また巻末には、”巻末資料”として『ハン検1級2次面接の流れ』や
『「聞きトッキ」(ハン検協会HPで公開されていたウェブコンテンツ)からの文』、
『おぼえておきたい 語尾・慣用表現~1級・2級~』が収録されています。
※このテキストにはCDが付属していないので、リスニングはできません。
※このテキストをリスニング教材として使用する場合は、
ハン検協会にて”音声ペン”(8400円)を購入する必要があります。
個人的な感想としては、ペンの価格が高すぎて誰が買うのだろうか…と疑問を持ちます。
「ハングル」能力検定試験 過去問題集 第8巻 2級
特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 著 212ページ (2100円)

ネット上で過去問題を入手できる韓国語能力試験と違い、
ハングル検定の過去問題は公開されていないので、
試験対策をする際には、必然的に過去問題を購入しなければなりません。
この第8巻では、過去2回(第38回、第39回)の試験問題を収録しています。
CDも付属しているので、リスニング教材としても使うことができます。
2013年春季・秋季から2級は全てマークシートによる
選択肢から選ぶ解答方式になりましたが、この第8巻で収録されている問題は
2012年春季・秋季の問題なので、記述解答する問題が含まれています。
「ハングル」能力検定試験 過去問題集 第8巻 3級
特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 著 176ページ (1800円)
「ハングル」能力検定試験 過去問題集 第8巻 準2級
特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 著 204ページ (1800円)

2013年 6月 第40回春季ハングル検定 3級受験→合格
2013年11月 第41回秋季ハングル検定 準2級受験→合格

現在、最新のハン検公式 過去問題集はこちらから
以上のテキストが、2020年6月現在、私が所持している韓国語教材です。
独学ということもあり、かなり持て余してしまっているのですが、
少しずつ少しずつ、このテキストや辞書を使い込んで上達していきたいと思います! いつもご覧下さり、本当に有難うございます。
블로그 기사를 읽어 주셔서 정말 감사합니다.
2020年6月1日現在、所持している書籍をレビュー・感想等交えながら、
著作者・出版社・ページ数等紹介していこうと思います。
もし、これから韓国語を勉強しようかなと思っていらっしゃる方など、
テキスト選びの参考に役立てて頂ければ、幸いです。
(尚、この記事の画像はすべて、クリックすると大きくなります)

ブログ記事内にあるその教材の紹介を見ることができます。




















河村光雅・李秀炅 著 415ページ ベレ出版 (2730円)




現在、韓国語勉強に使っているテキストです。
新出単語→問題→リスニング→新出単語→問題と
繰り返し繰り返し解いてゆく、ドリル形式のテキストでCD2枚が付属しています。
また巻末には、テキストで出てくる全単語のリストと、
このテキストで勉強する文型・意味がリストアップされていて、使いやすいです。
1課が大体8~10ページ。(全36課)
1課毎に新出単語が大体40~80個、文法に関する問題が数十問、
韓国語に訳す問題が5題、韓国語の文章を聞き取り日本語訳にする問題が10題出ます。
前書きに書かれていますが、このテキストは、
ハングル能力検定試験(ハン検) 準2級にも対応しているそうです。

河村光雅・田星姫 著 364ページ ベレ出版 (2520円)


約2年前、私が独学で韓国語を勉強し始た頃に使っていたテキストで、
上で紹介した”しっかり身につく 中級 韓国語トレーニングブック”の初級版です。
このテキストも、基礎問題を単語を変えながら繰り返し解くドリル形式で、
CD(2枚)が付属していますので、単語の発音やリスニング問題はこれを聞きます。
巻末には、カナダラ順にテキストで出てきた全単語のリストがあります。
1課が大体5、6ページ。(全50課)
各課に新出単語が20個、文法に関する問題が数十問、韓国語に訳す問題が5題、
聞き取り問題が10題出ます。
前の課で出た単語や表現が、次の課でも登場するようになっているので、
基本、学習しながら復習もある程度できるようになっています。

前田真彦 著 120ページ 白帝社 (2415円)




今現在勉強に使用している『しっかり身につく 中級韓国語トレーニングブック』が
ひと通り学習し終えたら、次に勉強しようと思って購入したテキスト。
著者は、あの有名な前田真彦氏。
12週間で完成と表紙に書いてある通り、テキストは12週に分かれて進行しています。
それぞれ各章の初めに、学習エッセイと題して著者である前田氏が書いたエッセイがあり、
”発音や発声、速度やポーズについての解説”や、
”上級者に到達する為にはどのような勉強が必要なのか”
”具体的に何をどのようにしてゆけばよいか”について書かれています。
それぞれ章は、読解→韓訳→短作文→語彙増強→NEWSディクテーションという形式で進み、
付属のCDには読解で使われる本文とNEWSディクテーションの内容が収録され、
音声は、韓国のアナウンサーによるナチュラルスピードで録音されています。
また解答は別冊に収録されている為、取り外して使用でき、
その別冊巻末には1週~6週までの範囲の中間テスト、
7週~12週までが範囲の期末テストが収録されています。
1冊しっかりと熟せば、かなりの実力が付くテキストだと思います。

白峰子 著 大井秀明 訳 野間秀樹 監修 535ページ 三修社 (4830円)




まず最初の50ページに、韓国語文法一般という頁があり、
韓国語の文法の説明が一通り解説されています。
その次に、各文法が例文(日本語訳付き)と解説、
また、似たような表現との差異など詳細に掲載されていて、
頻度数・難易度・重要度により、印が振り分けられています。
巻末には、動詞の活用や時制と時相語尾、人称代名詞や数詞、
品詞表、助詞の2重結合表などもまとめられています。
私はamazon(ネット通販サイト)で買ったのですが、
そこに載っていた購入者の感想通り、買って正解でした。
ちょっとした時に読むだけでもすごく勉強になりますし、なにより、
勉強していてテキストの説明では、いまいち腑に落ちなかった時や、
文法に引っかかった時、この辞典で調べると凄く納得できます。

小学館・韓国 金星出版社 共同編集 2065ページ (8159円)




収録語数11万語、用例が6万5000とかなりの数を網羅している辞書で、
韓国語学習者なら、1度は聞いたことがあるのでは?という有名な辞書です。
辞書ですから単語の意味は勿論のこと、慣用句やことわざ、
似た意味を持つ動詞の使い分け なども詳細に載っています。
他にも 「図形に関する言葉」「気象に関する言葉」「キムチの種類」「漢字早わかり」
「人のしぐさの表現」「早口言葉」等、豊富なコラムもあって、
ただ読んでいるだけでも十分楽しい辞書です。
単語に対する例文も豊富で、発音記号もしっかりと記載されていますし、
用言には活用番号というものが付けられていて、巻末の”用言活用表”を見れば、
どのように活用されるのかが分かるようになっています。
用言活用表の他、巻末には、”発音解説” ”日韓の年表” ”親族呼称” ”助詞の応用”
”用言早見表” ”変則用言とㄹ語幹” ”日本語索引” ”助数詞一覧” ”漢字音訓索引”
”基礎漢字” ”主な姓の読み方” ”人名に用いられる漢字の読み方”が載っています。
表紙裏はハングル早見表、裏表紙の裏は朝鮮半島の地図が掲載されていて、
これ1冊で、通常の辞書以上の範囲をカバーしていると思います。
値段が8000円とかなり張りますが、持っていて損はない辞書だと思います。

イム・ジョンデ 著 375ページ DHC (2100円)



日本語と韓国語の微妙な文法の違いに着目して、
韓国語文法を簡潔に分かりやすく解説した本で、
この本はどちらかというと参考書に近い印象です。
CDがついているので例文を読みながら聞いたり、リスニングとしても使えます。
また、この本の特徴としてカナダラ順に並んでいるのではなく、
モウム(모음)という分類で、「助詞関連・指示詞」「終結表現関連」
「接続表現関連」というように、同じような文法を1つのかたまりにして
計9つに章が分かれています。
本の頭から順々に覚えていくという使い方よりも、
一通り学習した後に、分からない文法・使い方が出てきたら、
その部分・モウムを見返すような使い方のほうが、この本には向いていると思います。
最後の章(モウム9)には、練習問題+その解説が31ページあり、
巻末には、韓国語(カナダラ順)の索引・日本語(50音順)の索引がついています。

長渡陽一 著 143ページ HANA/アルク (2415円)



ハン検準2級の受験を終えた2013年冬。
独学で今まで約3年間勉強してきて、そこそこ韓国語にも慣れてきました。
日頃、Skype(無料インターネット電話)やLINEなどのツールを用いて、
何人かの韓国の方々と拙いながらも、韓国語で会話のやりとりをしていますが、
抑揚や発音に関して、今一度勉強したいと思い購入。
平音・激音・濃音の発音の差や韓国語独特の抑揚について、
パッチム・発音変化について等々、6つの章からなるテキストで、
CDも当然付属していますので、ネイティブの発音を聴きながら理解を深めることが出来ます。
また写真のように、日本語の抑揚・アクセントと比べて
韓国語の抑揚・アクセントはどのように違うのかといった
比較をしながら解説がなされているので、分かりやすく読み進めることができます。

金ドンウン・李勇九 著 165ページ HANA/アルク (2310円)



2013年末に受けたハン検準2級の聞取試験を通して、
如何にリスニングが出来ていないか痛感したので、購入しました。
STEP1~3の3部構成になっていて、
それぞれ100~200字程度の文章、200~300字程度の文章、500~700字程度の文章が
50話、30話、20話と計100話がCD2枚の中に収録されています。
写真にある通り、左のページに韓国語、右のページに対訳の日本語が掲載されていて、
ページ下部には文章中に出てきた単語も書かれています。
ただ買って聴いてみた感想、正直思っていたより文章の速度は速くないと感じました。
少なくとも出版社の宣伝文句にあるほど”音声が速い!”という程ではないと思います。
ただ、他のテキストよりかは韓国の日常会話の速度に近いかな…と思える程度でした。
文中に出てくる単語も簡単な単語ばかりですが、文の内容がバラエティに富んでいて、
自己紹介に始まり、鼻の整形、チャプチェの作り方、読書や夫婦げんかについて等など
リスニング教材としては、中々楽しんで聴くことができるかなと思いました。

稲川右樹 著 184ページ KADOKAWA (1,540円)

韓国語学習を進めていく上で、初級者にありがちな問題をどう解決すればいいのか、
Twitterで多くのフォロワーを抱える著者ならではの観点で、非常にライトな文章で、
とっつきやすく書かれていました。
届いたその日に、1時間程度ですぐ読み切れてしまう程。
今まで自分が購入してきた韓国語のテキストは、この記事に集約されている通り、
所謂学習書といわれるテキストか、文法書、辞書であったが、こういったコラム的な、
「問題にぶつかったら、こうしたらいいんじゃない?」「こうするとやりやすい」といった
コツが『語彙・文法・発音・聞き取り・勉強』と5つの章に分かれて紹介している。
勉強の合間の気分転換に、ちょっと行き詰まった時にふと読む本として適切だと思う。

特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 著 256ページ (1800円)



3級試験を終えた2013年夏、これからは準2級・2級を目指していこうと購入しました。
過去に出題されたハン検試験から205問抜粋し、
中級(ハン検3級・準2級)、上級(2級、1級)向けに書かれたテキストです。
ただ単に、対話文や短文・長文の過去問題が掲載されているだけでなく、
対訳されているので、学習しやすいです。
また巻末には、”巻末資料”として『ハン検1級2次面接の流れ』や
『「聞きトッキ」(ハン検協会HPで公開されていたウェブコンテンツ)からの文』、
『おぼえておきたい 語尾・慣用表現~1級・2級~』が収録されています。
※このテキストにはCDが付属していないので、リスニングはできません。
※このテキストをリスニング教材として使用する場合は、
ハン検協会にて”音声ペン”(8400円)を購入する必要があります。
個人的な感想としては、ペンの価格が高すぎて誰が買うのだろうか…と疑問を持ちます。

特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 著 212ページ (2100円)

ネット上で過去問題を入手できる韓国語能力試験と違い、
ハングル検定の過去問題は公開されていないので、
試験対策をする際には、必然的に過去問題を購入しなければなりません。
この第8巻では、過去2回(第38回、第39回)の試験問題を収録しています。
CDも付属しているので、リスニング教材としても使うことができます。
2013年春季・秋季から2級は全てマークシートによる
選択肢から選ぶ解答方式になりましたが、この第8巻で収録されている問題は
2012年春季・秋季の問題なので、記述解答する問題が含まれています。

特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 著 176ページ (1800円)

特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 著 204ページ (1800円)

2013年 6月 第40回春季ハングル検定 3級受験→合格
2013年11月 第41回秋季ハングル検定 準2級受験→合格



以上のテキストが、2020年6月現在、私が所持している韓国語教材です。
独学ということもあり、かなり持て余してしまっているのですが、
少しずつ少しずつ、このテキストや辞書を使い込んで上達していきたいと思います! いつもご覧下さり、本当に有難うございます。
블로그 기사를 읽어 주셔서 정말 감사합니다.



最新コメント